業者間物件流通サービス「リアプロ」を手がけるリアルネットプロ(東京都新宿区)の新社長に、村元隆也氏が就任した。リアプロは正確な情報提供を強みとして、導入する管理会社の店舗数を3246店にまで増やしてきた。これまでの同社の発展の道のりと、村元社長体制下での展望について話を聞いた。
顧客目線の機能改善を継続
仲介店登録4万超 都市エリアで拡大
村元社長は「親会社の日本情報クリエイトとの連携で営業を強化し、全国的に利用企業数を増やしていきたい」と話す。
リアルネットプロは賃貸住宅に特化した事業者間物件流通サービス、リアプロの開発・運営を手がける。導入する管理会社の全管理物件をデータベース化し、最新の空室情報を仲介会社が検索できるシステムだ。
18日時点でリアプロを導入する管理会社は3246店舗、利用する仲介会社は4万3722店舗にまで増加。掲載物件数は常時27万件ほど。
導入する管理会社は2019年4月の2000店舗突破から、約5年間で1.6倍にまで伸ばした。