静岡県西部エリアで建築・管理を行うKONOIKE Co.(静岡県浜松市)が展開する、空室対策の新商品、『「アキ」×「リノ」GSS』を活用した第1号物件が完成した。12月16日に現地見学を含めた商品発表会を開催する。
10月から開始した同商品は、築10年以上経過した物件にリノベーションを施し、最長15年の一括借り上げで請け負うというもの。リノベーションは水回り交換や居室スペースの変更など物件に応じて提案する。
同社は、浜松を中心に、RC造物件の建築、管理で30年の実績を持つ。累計建築物件は約300棟。管理戸数は約2700戸で現在の稼働率は94%。約8年前からは、最長35年の一括借り上げシステム「グランストークシステム」をスタートしている。
「今回の『「アキ」×「リノ」GSS』は、空室が目立ち始める時期の物件が対象です。単にリノベーションを行って終わり、ということではなく、その後も家賃保証をして長期的な安定経営をサポートしていきたいと考えています」(マーケティング室 国松恒夫室長)
同商品RC造のファミリータイプの物件が主な対象。最小2部屋単位で受注する。新たな管理物件の受注を目指す。