地域住民の共用スペースに改装
1月24日(日)、JR南武線武蔵新城駅(川崎市)周辺を地盤とする南荘石井事務所(神奈川県川崎市)は、グループ会社が所有する賃貸マンション「セシーズ・イシイ7」の1階に、地域に開かれた広場と店舗で構成する暮らしの市場「パサール新城」をオープンした。
同日、その記念イベントとしてマルシェを開催。
11時開始にもかかわらず、その前から来場するほど楽しみにしていた人がおり、スタート30分後には多くの人でごった返した。
「商店街や知り合いに、ポスターとチラシを配り、あとはフェイスブックで告知した。これだけ来てもらえて本当にうれしい」と石井秀和社長は話した。
餅つきや、野菜直売、挽きたてコーヒー、韓国料理、オープン準備中のカフェ提供のスイーツ、フレンチシェフ特製の野菜デザート、熱海の作家たちの陶芸・ガラス、カバン、ペット用化粧品、革製商品など、全15の出展があった。
地元川崎の越水隆裕オーナーが革製品を販売したり、関口桂司オーナーが注文受けてから豆を挽いて淹れるコーヒーを提供したりと、多くの家主仲間も協力した。
「パサール 新城」は広さが約250㎡で、もともと駐車場とテナントスペースだった場所を、イベント開催など、地域住民が使える市場に改装した。
パン教室「シュクレ ア ラ ネイジュ」が入居し、さらに4月には南荘石井事務所が直営するカフェもオープンする。
「賃貸住宅の入居者だけでなく、入居者と地域住民、さらに地域住民同士がつながる場として、この武蔵新城での暮らしを楽しんでもらいたい」(石井社長)
なお、次回は4月3日にマルシェを開催する。