地方エリアで賃貸住宅の新設が急増
国交省が11月30日に発表した10月の全国の住宅着工数は、賃貸住宅が3万9950戸で前年同月比22%増だと判明した。
12カ月連続で前年を上回っており、2カ月続けて2ケタ増だった。
構造別では、木造が1万7081戸、鉄筋コンクリート造が1万1199戸、鉄骨造が1万1581戸だった。
エリア別でみると、首都圏、中部圏、近畿圏を除く、その他地域の着工数が1万8033戸で、前年同月に比べ37.3%増と大幅に増えている。
その他地域の着工数は前月が1万5953戸で、それ以前は1万5000戸以下が続いていた。
10月の首都圏は1万3047戸で、同14.7%増だった。
資金別にみると、民間資金が3万6293戸で同24.5%増の12カ月連続増加、公的資金は3657戸で同1.6%増と4カ月ぶりに増加した。