不動産売買を手がけるアールエステート(福島市)は、2022年8月の創業から1年強で、さらなる商圏の拡大を見据える。商圏は福島市を中心に、近隣の伊達市や本宮市など。戸建て住宅やアパートの売買仲介を行っており、高橋司社長は「売主や買主から中立の目線で、不動産の売買仲介に携わりたいと考え、独立を決意した」と話す。
顧客となる不動産の売主は、60代から70代までの高齢者層がメインだ。買主は、戸建てでは主に県内の30代から40代のファミリー層が8割以上。アパートでは、主に県内の投資家が成約件数の約5割を占める。実需向け住宅の取得者は、士業や福島県庁職員が多いという。