階段崩落事故のその後、則武地所施工賃貸2棟で腐敗

国土交通省, 則武地所, 住宅保証機構

事件|2021年12月24日

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事故があった則武地所施工物件の現在

 2021年4月に起きた、則武地所(神奈川県相模原市)施工のアパート階段崩落事故の余波が続く。行政の指示で則武地所の施工物件へ調査が進められ、施工不備の物件が次々と見つかり、業界に衝撃を与えた。調査対象となった物件のオーナーや管理会社は現在、どのような状況に置かれているのか。

改修工事費1000万円超え

一級建築士へ依頼 独自調査で不備発見

 とある不動産会社では、事故後、管理物件に則武地所施工の物件があることから、独自に建物の調査を実施。アパート2棟に施工不備が見つかった。現在補修工事を行うなど対応に追われている。

 同社では10月、行政から指示があった物件調査後に、一級建築士へ依頼し、施工に問題がないかの調査を行った。

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おすすめ記事▶『自己破産した則武物件の所有者責任はどこ?新たに6棟の不備発覚 危ない建築のポイントを専門家が解説』

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