不動産情報サイトを運営する健美家(東京都港区)は14日、収益物件掲載サイト『健美家』に1~6月に登録された新規物件を集計し、政令指定都市別の利回り・平均価格を算出した。
7都市でアパート利回り上昇
すべて居住用物件。物件種別は1棟アパート・1棟マンション・区分マンションの3つに分けている。
1棟アパートは20都市中7都市で、2019年下半期(7~12月)の利回りよりも上昇した。さいたま・千葉・川崎・相模原・浜松・京都・熊本市の7都市だ。しかし上昇幅が0.5ポイント以上となったのは、1棟アパートではゼロだった。
詳細は上図の通り。さいたま市の平均利回りは8.76%。平均築年数は23年。前年下半期よりも0.19ポイント上昇した。千葉市の利回りは9.44%で同0.48ポイント上昇。平均築年数は22年。相模原市は8.60%と同0.31ポイント上がり、平均築年数は23年。