アトンテック(大阪市)が賃貸管理会社向けに開発・提供するクラウドツール『物管Cloud(クラウド)』は、煩雑な管理物件の整理や各業務の情報共有をスムーズにできるのが特徴だ。2019年9月より提供をしており、21年5月末時点で20社が導入している。
主な機能は『物件台帳機能』『案件管理機能』『空室一覧機能』。『物件台帳機能』では、管理物件の間取りや注意点、設備の写真などをカテゴリー別に登録する。『案件管理機能』は、問い合わせ対応の履歴を残し社内で共有できる。過去の情報もすぐ確認可能なため、報告業務などの短縮につながる。『空室一覧機能』は、他社の物件掲載・内見予約システムとの連携や、画面上で公開画像の有無や過去の賃料の確認ができる。基本的な機能は、スマートフォンとパソコン両方からアクセス可能だ。