賃貸住宅フェア2022in東京 出展者紹介~第2弾~

あどばる,きざきFP(エフピー)オフィス,ビジュアルリサーチ,natos(ナトス),カイロス住宅サービス

商品・サービス|2022年07月05日

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 家主や不動産会社、業界関係者のためのセミナーおよび展示会「賃貸住宅フェア2022 ㏌東京」が、7月26・27日に「東京ビッグサイト」で開催される。本特集では、出展企業の中から5社をピックアップする。

あどばる、空室を貸し会議室として活用

設営から運用まですべて負担

 レンタルオフィス事業などを手がける、あどばる(東京都渋谷区)は、空室を貸し会議室として活用できるサービス「スキマレンタル」を2021年12月より提供している。

 空室を次の契約者が決まるまでの期間のみ、貸し会議室やイベントスペースとして運用できる。必要な備品の設置やインターネット環境の構築、募集サイトへの掲載や利用予約の対応、利用後の清掃や解約時の原状回復工事など、設営・運用に必要な手続きや費用はすべて同社が負担する。契約期間は基本3カ月。もともとオフィスや店舗用途の物件だけでなく、住宅も対象となる。契約内容ごとに異なるが、利用者から受け取る使用料の5割をオーナーに支払い、残りを同社の収益とすることが多い。

 空室期間でも収益が発生するので、急いで次のテナントを探す必要がなくなる。賃料を下げずに希望の条件で入居してくれるテナントを、焦らずに探せることがオーナーにとっての利点だ。人手や費用が必要な内装工事は行わず、保有している備品を利用するため、同社は最小限の負担で会議室を運用できる。

あどばるの会議室として使用している部屋の写真

会議室として使用している部屋の事例

 スペースマネジメント事業部の中村一隆執行役員は「当社のレンタルオフィス事業で培ってきた運営力や集客力を生かせる新サービスだ。社会的にテレワーク化が進み、小回りが利くオフィスのニーズも増えている。オーナーと利用者、双方にとってメリットのあるサービスとして認知度を高めたい」と話す。

きざきFPオフィス、相続・不動産経営セミナー

わかりやすい落語で集客率アップ

 相続や不動産経営・事業承継に関する相談事業を行うきざきFP(エフピー)オフィス(東京都八王子市)は、2013年より全国で落語を用いた相続や不動産経営のセミナー講演を行っている。

 講師は同社の木崎海洋社長だ。アマチュア落語家「こころ亭久茶」の高座名で、年間140回以上の講演依頼がある。講演内容は相続・税金対策、事業承継、不動産経営などだ。

 聴講者は相続や賃貸経営を検討している高齢オーナーやその後継者、商工業者となる。顧客獲得を目的としたハウスメーカーや事業承継について学びたい商工会議所からの依頼が多い。

 不動産や相続などの専門知識が浅い聴講者にも理解してもらえるよう、実際に起きた事例を落語形式で紹介し、好評を博している。1回の講演につき一律9万9000円(税込み)と別途交通費で依頼を受けている。

 木崎社長は「多くの講演で満席となる。堅く退屈で眠くなりやすいセミナー内容を笑いながら聴講することができるため、ほかのセミナーとの差別化を図れる」と語る。

木崎海洋社長の写真

きざきFPオフィス
東京都八王子市
木崎海洋社長(53)

 

 

ビジュアルリサーチ、賃貸仲介システムを開発

月額5500円から提供

 不動産会社向けのシステム開発を手がけるビジュアルリサーチ(東京都港区)は、クラウド型賃貸仲介システム「SP-R(エスピーアール)」の提供を5月26日より開始した。

 最大の利点は、同社の賃貸管理システム「i-SP(アイエスピー)」とのデータ連携を円滑に進めることができる点だ。SP-Rに搭載しているウェブ申し込みや電子契約の機能を使うことで、顧客とのやりとりがほぼリアルタイムでi-SPに自動反映される。デジタルツールを活用して業務の効率化や生産性向上を図る不動産会社が増えている中、物件情報の一元管理を実現し、システム利用企業の利便性を高める狙いだ。

SP-Rのシステム管理画面

SP-Rのシステム管理画面

 SP-Rは、不動産ポータルサイトへの物件情報の一括入稿やホームページ制作、広告作成、各種メール送信の自動化などの機能も搭載しており、登録戸数に応じて月額5500円(税込み)から利用できる。

natos、不動産業務を一括管理

カスタマイズ性に強み

 不動産システム開発を手がけるnatos(ナトス:東京都港区)は、5月に不動産業務を一括管理するシステム「natos」の提供を開始した。物件や顧客、家賃などが管理でき、「LINE」やメッセージ機能などのコミュニケーションツールとも連携する。

natosで管理できる情報のイメージ写真

natosで管理できる情報のイメージ

 6月には、会計・給与システムの開発を手がけるfreee(フリー:東京都品川区)のクラウド会計ソフト「freee」と連携し、社内会計業務でも活用できるようになった。5月に全面解禁となった電子契約にも対応しており、導入企業のニーズに合わせてカスタマイズできることが大きな強みだ。

 natosは、創立25年となる不動産会社から独立する形で2021年に設立された。同不動産会社において、さまざまなシステムを利用していることによる入力作業の重複や、費用面などの課題を解決するためにシステム開発をスタート。社内の業務効率化で成果が出たことから法人化し、ほかの不動産会社への販売開始に至った。

 料金体系は5アカウント分を含む基本料金から成り、6アカウント以上は別途アカウント料が必要となる。

カイロス住宅サービス、550円から請け負う巡回清掃

低価格で入居促進に寄与

 空室対策コンサルティングや清掃サービスを展開するカイロス住宅サービス(東京都大田区)は、7月よりマンションやアパートの清掃を1回あたり550円(税込み)から請け負うサービスを開始した。東京都を中心に千葉県、神奈川県、埼玉県の一部の地域が対応エリアとなる。

 550円で受注する条件として週1回、月4回の清掃を必須とする。基本的な清掃内容は共用部の拭き掃除やはき掃除。空室対策コンサルティングで培ってきた知見から、ごみ捨て場・集合ポスト・共用灯の清掃・駐輪場の整理など、内覧の際に入居希望者が注視する場所の清掃も併せて行う。

 鳴嶋壽史社長は、自身で都内に3棟のアパートを所有している家主でもある。管理会社のホームページに掲載されている物件が汚れていたり、依頼していた巡回清掃会社の仕上がりにバラつきが多かった経験から同サービスを開始した。

 鳴嶋社長は「日常清掃は誰でもできる仕事だが、入居促進の目線で見るととても大事な業務である。空室対策コンサルティングとして日常清掃の重要さを普及させていきたい」と今後の展望を語る。

鳴嶋壽史社長写真の写真

カイロス住宅サービス
東京都大田区
鳴嶋壽史社長(37)

 

(2022年7月4日8面に掲載)

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