アットホーム(東京都大田区)は、1都3県在住の20~50代の既婚男女600人に住宅の防犯意識に関するアンケート調査を実施、結果をまとめた。住まい選びの際に女性の54・6%が「防犯面を重視した」と回答するなど、セキュリティーに対する意識の高さがうかがえる結果となった。
住まい選びにおいて防犯面を考慮して選んだ設備・条件として人気が高かったのは、オートロック、2階以上、治安の良い立地など。ただし、賃貸アパートの女性入居者に限れば、治安のよい立地のみを重視する傾向が強い。
「自宅の防犯対策に満足していますか」との質問に対して「はい」と回答した女性は、分譲マンションが21・3%なのに対し、賃貸マンションは14・6%、賃貸アパートは14・3%と、分譲住宅に比べて賃貸住宅の防犯対策がやや後れをとっている実態も明らかになった。