米国の不動産投資顧問会社・ラサールインベストメントマネージメントインクが組成した流山プロパティー特定目的会社が2009年9月に取得の大型物流センター『路地ポート流山』(千葉県流山市)は、物件取得後から9カ月で3万2000坪の賃貸借契約を達成した。
2010年第2四半期の3カ月間で、新たに約1万坪の面積を物流関連企業などと締結した。稼働率は85%を突破し、残り5600坪の区画も引き続き入居募集を行っていく。
ロジポート流山は常総自動車道流山インターチェンジに隣接し、首都圏への利便性が高い。建物一括賃貸型とマルチテナント型の2棟で形成されており、ニーズに合わせた施設利用が可能だ。また、入居者が使用する面積と期間を選択して契約を結ぶことができる。
流山ICに近接するアクセスの良さ、物流オペレーション効率を高める施設仕様が同物件の特徴だ。
効率と経済性を追求した運営体制の確立により、短期間での安定稼働につながった。今後も、同社はマルチテナント型の物流施設を開発していくという。