木工品の加工・販売を手掛けるBATON PLUS(バトンプラス:北海道十勝郡)は28日より、住宅に後付けで設置できる組立式小部屋『Room+(ルームプラス)』の販売を開始する。壁に穴をあけることなく設置できるため、注文住宅だけでなく、賃貸住宅にも使用できる点が特徴。コロナ禍により在宅勤務が普及し、ワークスペースを自宅に確保するニーズが増えていることから、販売に至った。
テレワーク需要の取り込み図る
『Room+』は、デスクとなる天板の周りを木材で囲んで個室空間を作る商品だ。組み立て方は、ビスで連結して固定したアイアンフレームに木材をはめ込み、天板をアイアンフレームに取り付けるだけ。厚みのある天板は幅945㎜、奥行き550㎜で、パソコンや書類を置く広さを確保したデスクとなる。高さ調節も可能。組み立てた個室は、幅1480㎜、奥行き995㎜、高さ1605㎜のサイズとなる。木材はやわらかな手触りと香りが特徴のカラマツを使用。部屋の間取りやインテリアに合わせて組み立てをアレンジできるほか、出入り口の位置を調節することも可能だ。