不動産関連のITベンチャー企業であるStudio LOC(スタジオエルオーシー:東京都台東区)は、管理戸数拡大のための営業支援ツール「参謀くん」を1日にリリースした。
管理会社8社で試験運用
管理会社が管理受託のための訪問や電話をしなくとも、管理移行の見込みが高いオーナー情報が手に入るシステムとなっている。仕掛けは管理会社のホームページに設置するレポート作成サービスにある。空室対策に興味があるオーナーが無料で「満室経営戦略レポート」を作成できる。レポートから問い合わせにつながるように、現行の管理会社と自社のサービスを比較し切り替えを促す工夫を施している。
オーナーは物件情報など5分ほどのアンケートを入力するだけ。国の統計データなどのビッグデータを基に入居者ターゲットを判断し、推奨設備の提案もする。レポート作成は、PDF化や問い合わせをしない限り個人情報の入力がいらないため、オーナーは安心して利用できる。
現在は首都圏を中心として、全国の管理戸数が数百から数万戸の不動産管理会社8社を対象に試験的に導入。オーナーへの認知度向上のため、Studio LOCの自社サイト内でもレポート作成サービスを期間限定で提供している。
長田幸洋代表社員は「管理戸数拡大に役立つツールが少ないことに課題を感じ、サービスを開発した。2022年の初めに正式販売を目指す」と語る。
(11月8日9面に掲載)




