貝沼建設、名古屋を地盤に年商100億円【地域建設会社の経営戦略】

貝沼建設,貝沼信託不動産

賃貸経営|2023年07月24日

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 貝沼建設(愛知県名古屋市)は、愛知県名古屋市を中心に1万848戸(2022年7月)を管理する。創業は1960年代で、3代にわたって取引を継続するオーナーも多い。地主から建築を受注し、建てた後の賃貸管理まで引き受ける建物リース事業の先駆者で、現在も活発に土地活用提案を行う。今後も愛知県を地盤とする事業を継続しつつ、県内東部の三河エリアに商圏を広げて、2028年には売上高140億円、管理戸数1万4000戸の達成を目標とする。

建築と管理で地主の資産保全

戸建て賃貸、年80棟建設

貝沼建設の会社概要

 同社は名古屋市内に本社を含む7店舗を展開し、新築やリフォームなどの工事事業と、賃貸仲介・管理事業が中核となっている。年商99億7000万円のうち、工事事業と仲介・管理事業の割合は45対55だ。

 管理戸数1万848戸のうち、7000戸は市の西側に位置する港区、中川区、西区と北区にある。また、春日井市、小牧市、一宮市などの尾張地区にも強みを持つ。管理物件の入居率は96.2%で、80〜85%といわれる名古屋市平均を大きく上回る。

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