1年で受託戸数2338戸拡大、3万2750戸
髙松コンストラクショングループで賃貸管理を行う髙松エステート(大阪市)は、受託営業を強化。管理戸数は3月末時点で3万2750戸と1年で2338戸伸ばした。そのうち、自主管理物件や他社管理物件からの管理受託が、61棟1027戸を占めた。
グループの髙松建設(同)で建築した賃貸マンションを中心に管理を行い、年商は2022年3月期で243億円に上る。そのうち、サブリース賃料収入が約156億円で64.2%を占める。
管理受託営業担当者は大阪本店が4人、東京本店が3人の計7人。オーナー訪問をメインに行う。
髙松エステートが注力しているのは、グループの強みを生かした、案件獲得だ。その一つが、これまで髙松建設(同)が建築した賃貸住宅約3600棟のうち、自主・他社管理物件に対し、アプローチをすることだ。実際、23年3月期における新規の受託案件のうち、17棟388戸がこのケースに該当する物件だった。