すみれリビング(岐阜県高山市)は、グループ全体で、岐阜県飛騨市や隣接する高山市での地域活性化に取り組む。古民家や町屋を賃貸住宅や複合施設に再生。「商圏を絞って事業を行ううえで、地域の資産価値を高めるというやり方で事業の拡大を目指している」と話す井上正社長。再生事業の詳細や、今後の展望について取材した。
商圏の資産価値向上に注力
古民家、複合施設へ 企業理念を追求
さまざまな事業の中でも、同社が最も注力するのは不動産の再生事業だ。グループ全5社が関わり、改修することで活用が可能になる不動産を見出し、再生する。
再生事業を円滑に行うため、2005年には飛騨ITアセットという信託会社を設立。その後すみれ地域信託(同)に社名を変更した。
すみれ地域信託は管理型信託業の許認可を取得している。同社は不動産を信託化する受託者となり、委託者である個人や法人のオーナーに代わって、改修に関わる費用の資金調達や、不動産の運営を手がける。委託者から受け取る信託報酬で収入を得ている。




