広告修正や接客機能備える
賃貸仲介事業者向けにコンサルティングを行うK&Kコンサルティング(神奈川県相模原市)は8月1日、賃貸仲介営業をサポートするシステムの特許を出願したと発表。2025年度中のリリースを予定する。同システムを通じて、賃貸仲介事業者の人材不足や社員教育、成約率向上などの課題解決を目指す。
新たに開発するシステムでは、AI(人工知能)を活用し、反響率が上がるようにポータルサイトの掲載内容を自動修正する。顧客の希望物件のヒアリングから成約までをAIが営業スタッフのタブレットPCを通じてサポート。またスタッフが足りない場合は、AIが顧客用タブレットPCを通じてセルフ接客する機能も備える。
システムを通じて営業ノウハウを学べる機能や、システムの利用相談、営業向け研修などを専門スタッフがサポートするカスタマーサクセスチームも利用できるようにする。これにより、多くの賃貸仲介事業者が抱える人手不足や人材育成の課題を解決できるとみる。