リブランディングも開始
年間5000件の賃貸仲介を手がけるバレッグス(東京都目黒区)は、6日にTOKYO PRO Market(トウキョウプロマーケット)に上場した。これを機に会社の成長スピードを速めつつ、上場準備と並行して進めてきたリブランディングで知名度向上を図る。
同社は1991年に設立。東京都目黒区や品川区などの城南エリアで賃貸仲介をメインに事業を展開し、10店舗を構える。2023年9月期の売上高は23億8400万円、営業利益は6600万円。
リブランディングではイメージカラーをオレンジと青に変更し、社名ロゴも一新。各店舗の内装は同色を基調にリフォームし、イメージを統一した。経営企画部の太田諒室長は「顧客に他社の店舗にも来店しているかヒアリングしたところ、当社の他店舗を挙げられることが散見された。店舗ごとに内装のばらつきがあったため、同じ会社だと気が付いてもらえていなかった。リニューアルで店舗のイメージをそろえるほか、車両へのラッピングなどで地域住民に向けて当社の存在感を高めていきたい」と話す。
上場後は城南エリアでの事業展開にこだわり、新規事業に取り組むなど地場不動産会社としての成長を目指すという。
(2024年9月30日2面に掲載)