ミサワホームと協業
「住んだ分だけ家賃を払う」暮らし方を提案するUnito(ユニット:東京都千代田区)はミサワホーム(東京都新宿区)と協業。「Hotel Residence unito NAMBAMotomachi(ホテルレジデンスユニット ナンバモトマチ)」を10月1日に開業した。Unitoにとって最大規模の物件となり、累計80棟目の直営物件だ。
同物件はミサワホームが所有し、Unitoがマスターリースで管理・運営を担う。入居者が帰宅しない日の家賃を割り引く「リレント」システムを導入し、賃貸住宅兼ホテルとして運営する。
全92室で部屋のタイプは4種類。ホテルとして貸し出す際に、私物を安全に保管しておくことができる鍵付き収納ベッド付きだ。
今回の事業は、ミサワホームの橋本雅史執行役員とUnitoの近藤佑太朗社長の思いが合致し、実現したもの。橋本執行役員は、ミサワホームなどの住宅会社を傘下に持つプライムライフテクノロジーズ(以下、PLT:東京都港区)の投資開発部長も兼務する。
近藤社長は「この協業をきっかけに2棟目、3棟目と拡大していきたい。将来的にはPLTに参画している各社の知恵を集結しながら、スマートレジデンスや未来の暮らしのショールーム的な活用もできれば」と語る。
Unitoは、11月末までに大手不動産関連会社3社との協業を予定する。
(2024年10月28日1面に掲載)