熊本県を主な商圏に事業を行うアズマシティ開発(熊本市)は、設立33年で管理戸数を8000戸に拡大。賃貸住宅向け用地の売買とその後の管理で投資家顧客を獲得してきた。2019年に就任した東伸彦社長の下、ブランディングを推進。安定経営を継続しつつ、管理1万戸が視野に入ってきた。
売買で拡大、長期目線重視
賃貸仲介、年1600件 自社付けが8割
アズマシティ開発は、創業から33年で、管理戸数を8048戸にまで増やしてきた。
熊本県を主な商圏とし、熊本県に3店舗、福岡市に1店舗を運営する。従業員数は62人。
売り上げは非開示。事業構成比は賃貸管理が6割、賃貸仲介が2割、売買仲介が1割、その他となっている。
受託する物件は一般管理が98%。オーナー数は500人ほどで、ほぼ個人の投資家だ。
賃貸仲介は年間約1600件で、8割が自社管理物件の仲介だという。
あくまで、自社管理物件の稼働率を高めるための事業という位置づけだ。