仲介店舗の役割が変わりつつある。仲介店舗でありながら、店舗内で飲食店を運営する3社を取材。地域住民と地域の事業者との交流、顧客満足度の向上、経費削減など目的は三者三様だ。
顧客満足向上や経費削減狙う
1000㎡のカフェ運営 地域との交流の場
電子契約やオンライン接客などが普及する中、仲介店舗の存在意義を再考する動きが出てきている。
地域の住民や企業とのつながりを生むカフェを運営しているのが、不動産売買事業を主力とするFReeY(フリー:兵庫県三田市)だ。
同社のカフェ「FReeY Cafe(フリーカフェ)」は敷地面積1000㎡で国道沿いにあり、視認性が高い。週末には1日で200人以上が来客することもある。店内の広さは110㎡で、約30席を設け、屋外には、広さ50㎡の人工芝を敷いたキッズスペースもある。




