【解説】資本提携も再建進まず、経営統合へ

クミカ,リベレステ,シーラテクノロジーズ

その他|2025年01月12日

  • twitter
この記事は、1月11日掲載の「シーラテクノロジーズ/クミカ、シーラHDに社名変更」を記者が解説しています

東証スタンダード市場の上場維持で資金調達狙う

 クミカ(埼玉県草加市)は旧社名のリベレステで、1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)で分譲マンションをメインに不動産の開発事業を行っていたが、2023年に出資法違反の疑いで元社長である河合純二容疑者らが逮捕された。これを受け経営陣の入れ替わりや人材の流出が起き、不動産の仕入れ・販売が困難になった。急激な円安による仕入れ原価の高騰もあり、経営基盤が著しく不安定な状況に陥った。

 そこで、投資用不動産の開発を行うシーラテクノロジーズ(東京都渋谷区)は、24年1月にクミカの株式の20%を、同年12月2日に30.58%を取得し、筆頭株主となった。両社は資本業務提携契約を結びクミカは約6億円の増資を引き受けるほか、分譲マンションの共同開発プロジェクトの実施、所有物件の売却、土地の仕入れ提案など、経営の立て直しを図ってきた。しかしクミカによる仕入れはなく改善に至らなかった。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『シーラ、塗装業のFC事業を買収』

検索

アクセスランキング

  1. 築古公営住宅、民間が再生

    フラットエージェンシー,イノブン,七保,リ・スタイル,リノベる,絆家,吉浦ビル,福岡県住宅供給公社

  2. 2025年賃貸仲介件数ランキング400社(1位~10位)

    2025年賃貸仲介件数ランキング

  3. 区分所有法、2025年の改正を予定

  4. 国土交通省、ZEH超え省エネ住宅供給へ

    国土交通省

  5. 明豊プロパティーズ、営業と経営の実力評価で就任【新社長インタビュー】

    明豊プロパティーズ

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ