アットホーム(東京都大田区)がDX(デジタルトランスフォーメーション)による不動産業務の改善支援や経営課題解決の事例をレポート。第11回は、ディプラス(愛知県岡崎市)社長の岩崎靖彦氏に話を聞きました。
オンライン契約で郵送の手間を削減
ディプラスは、愛知県岡崎市で事業用不動産の賃貸仲介を専門に手がけている地元密着企業です。
同社はデジタルツールの活用に積極的で、2020年には公式「LINE」を開設。内見の日程調整をはじめ、お客さまやオーナーとの簡単なやりとりは日常的にLINEを活用しています。
「双方が便利になるのであれば、デジタルツールは積極的に導入すべきだと考えています。使いこなせるようになるまでは時間がかかりますが、一つのツールが使えるようになると自信がつき、次の新しいツールにチャレンジしてみようとなる。一気にDXを進めることは難しいと思いますが、一つずつ成功体験を積み重ねていけば、DXが実現できると考えています」(岩崎氏)