三菱地所リアルエステートサービス(東京都千代田区)は、4月1日付けで湯浅哲生氏が退任し、三菱地所(同)で執行役員を務めた清水秀一氏が代表取締役社長に就任した。取締役・執行役員・幹部の就任も同日付で実施された。
清水新社長は、1990年に三菱地所に入社。ビル営業部長や営業企画部長を歴任し、2021年に執行役員に就任。25年4月1日同日付で三菱地所パークス(同)の代表取締役会長にも就任し、兼務する。
長期経営戦略『RealVision 2030』および24~26年度の中期経営計画に基づき、組織改革も実施する。住宅受託営業部内に「賃貸住宅企画室」を新設し、賃貸住宅企画機能を強化する。人事部の「働き方改革推進室」を「ダイバーシティ推進室」に改称し、多様な人材が活躍できる環境整備を進めていく。
今回の人事異動と組織変更は、事業基盤の強化と経営の効率化を図り、持続的な成長の実現を目的としている。
三菱地所リアルエステートサービス
東京都千代田区
清水秀一社長(57)
(2025年4月7日2面に掲載)