契約書をシステムで一元管理【バックオフィス改革】
管理・仲介業|2025年04月13日
電子契約解禁から約3年がたち、賃貸住宅業界でも徐々に電子契約の利用が広がりつつある。一方で、電子契約に加え、従前の紙による取引との両方を使用するケースも多い。契約書の保管においては、それぞれ適切に管理する必要があり、管理の煩雑さは増す。そこで役立つのが契約書管理システムだ。契約業務を円滑にし、契約書を正しく効率的に管理するシステムやサービスを紹介する。
煩雑な業務を効率化
電子契約広まる 導入社数は半数超
全国賃貸住宅新聞が行った、賃貸仲介の繁忙期動向についての独自調査「繁忙期速報2025」では、電子契約の未導入の割合が472%。半数以上が導入済みという結果となった。2024年の同調査では、約60%が未導入だったことから、電子契約の利用は広がりつつあるといえよう。
しかし、実際の利用割合に目を向けると「91%以上」と回答したのは3%と、ほとんどの不動産会社では紙と電子、両方での契約を併用している実態がある。