太陽光パネルメーカーが母体
KATO(カトー)不動産の屋号で不動産事業を展開するKATOエンジニアリングサービス(東京都町田市)は、電力を自給自足するパッシブゼロエネルギー型の賃貸住宅の開発に乗り出す。5月をめどに着工し、7月にはモデルルームとして2室を公開する予定だ。
今回挑戦するパッシブゼロエネルギーハウス「電力自給自足型賃貸」は、既存オーナーの大型リノベーション案件となる。1階に店舗が入る4階建て全21戸のRC造で、住戸部分の17戸を順次リノベしていく。間取りは2LDKで、2人暮らしやファミリーをターゲットとする。工事は段階的に実施。モデルルーム公開時点ではオール電化にリノベした物件を披露。その後、電力自給の基となるソーラーパネル設置を進めていく計画だ。