フランチャイズチェーン(FC)が果たす役割が終焉(しゅうえん)を迎え、システム会社が不動産業界を牛耳るか。対抗馬はポータルサイトかもしれない。
フランチャイズ開発から撤退
これまでこの連載で述べてきたようにFCが果たしている役割がかなり少なくなっている。主にプロモーションとしてのブランディングにその役割が限定され、直営店の不祥事もあり、時代の寵児とはいいがたい状況となった。システム開発は、基幹システム会社にゆだねるFCが増えている。
一方で「どこの基幹システムを使っているか」で、他社物件の掲載やDX(デジタルトランスフォーメーション)で明らかに差が出ている。となれば「どのFCに加盟するか」より「どの基幹を活用しているか」でマーケットシェアが変わりつつある。
こうした中、世の中はインフレだ。いくらの家賃が適正で、いくらであれば、次の募集が成功するかを基幹システムが的確に提案するようになれば、仲介も管理も爆発的に業績改善ができる。
家賃相場の査定としてよく使われているのは、スマサテ(東京都品川区)のサービスだ。かつては棟ベースの家賃であったが、1階と2階では家賃は異なる。そこで、最近では「鳥かご」(号室単位での家賃)まで出せるようになったというから素晴らしい。




