不動産クラウドファンディング(以下、不動産クラファン)を手がけるダイムラー・コーポレーション(神奈川県横浜市)が、倒産した。投資家のリテラシー向上が求められる一方で、不動産クラファン事業者にも、投資家へのさらなる情報開示が必要となりそうだ。
負債額は3億3000万円
債権者は300人 代表者は死去
東京商工リサーチ(東京都千代田区)によると、ダイムラー・コーポレーションは7月15日に横浜地方裁判所より破産開始決定を受けた。負債総額は債権者約300人に対し、約3億3000万円だ。
同社は2007年に設立し、20年に不動産特定共同事業法に基づく小規模不動産特定共同事業者として登録。小規模不動産特定共同事業(以下、小規模不特事業)として匿名組合型不動産クラファンシリーズ「DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)」を展開していたが、競争の激化や市況変動により、業績が悪化。債務超過に転落したことに加え、6月に代表者が死去したことを受けて事業継続が困難となり、破産を申請していた。
小規模不特事業は、参入ハードルを下げるために、17年に通常の不動産特定共同事業から資本金などの要件が緩和されたものだ。




