「Laundry Press」でFC
コインランドリーは土地・テナント活用として人気がある。そうした中、コインランドリーのフランチャイズチェーン(FC)において異彩を放つのが「LaundryPress(以下、ランドリープレス)」だ。
全国で500以上の店舗を展開するアスファクト(福岡市)のコインランドリーFCで、192通りの洗い方を選べる独自の洗濯機やクリーニング併設店などがある。同チェーンは、加盟金やロイヤルティーは0円となっている。
ランドリープレスは、洗濯機を業務用洗濯機の国内トップメーカーと共同開発した。45度のお湯洗いや、つけ置き洗い、高熱乾燥でダニを死滅させてから洗濯して死骸を流し乾燥させる3工程方式の採用など多彩な機能がある。オプションメニューを組み合わせると、192通りの洗濯メニューが選べる。
月商は直営店でおよそ平均150万円。店舗に設置されている洗濯機の台数や立地にもよるが、コインランドリー業界では月商50万〜60万円が一般的な中、同FCの直営店の売り上げの高さが際立つ。その理由の一つがオプションメニューによる単価アップ。平均客単価は1600円前後を実現する。
さらに、店舗設計もユーザーに支持される理由だとする。ランドリープレスでは直営店をはじめ開業を支援する店舗はすべてデザインを変えている。また店舗面積に対してランドリー機器をゆとりある設置台数にしていることも特筆すべき点だろう。例えば20坪の店舗では12〜13台の設置も可能だが、あえて9〜10台に抑えている。機器は市場調査に基づいて選定を行うなど、店舗オーナーの長く安定した経営を実現するため、無理に多くの機器を購入させずに初期費用を抑えつつ利益を出す仕組みとなっているのだ。
およそ300人の同社のオーナーはこれまで一人も閉店をしていないうえ、2割のオーナーが複数店舗を展開していることも、収益性の高さの証しといえそうだ。
開業資金は、店舗がある場合は3000万円、ない場合は5000万円が目安。管理、運営のアウトソーシングも同社で受託している。
(2025年9月8日17面に掲載)





