7割以上が賃貸住宅
電気通信事業を行う中部テレコミュニケーション(愛知県名古屋市)は、全戸一括型のインターネット光回線サービス「オールコミュファ・マンション」を提供する。これまで戸建て住宅や分譲マンションを中心に提供を拡大してきた同社が、賃貸住宅においても供給を拡大している。
同社の強みは、自社が張り巡らせた約22万kmの光ケーブルが支えるネット品質だ。従来、全戸一括型のネット回線を導入する場合、一つの回線をすべての住戸で分け合う方式が一般的だった。一方同サービスでは、最大1Gbpsの光ファイバーケーブルを戸建て住宅と同様に集合住宅の各住戸に引き込む。そのため、ほかの住戸の利用状況に左右されずに、安定したネット環境を提供することができる。
提供範囲は愛知県、岐阜県、三重県、静岡県。4戸以上のアパートやマンションに導入可能だ。すでに他社の全戸一括型インターネットを導入しているが、同社サービスに切り替えを希望する相談も多いという。高品質なネット回線を利用したいという入居者からのニーズに応えるためだ。8月末時点で、同サービスを契約する住戸のうち7割以上が賃貸住宅だ。
同社は、ただネットがつながるだけでなく、入居者が快適に利用できる環境の提供に今後も力を入れる。
(2025年9月15日17面に掲載)




