TSUDA CONSTRUCTION COMPANY、入居者のセルフ施工を支援
TSUDA CONSTRUCTION COMPANY(ツダコンストラクションカンパニー)
管理・仲介業|2025年10月20日
職人不足の課題解決に向け一手
住宅や店舗の施工を行うTSUDA CONSTRUCTION COMPANY(ツダコンストラクションカンパニー:大阪市)は、施工した賃貸住宅や実需向け住宅の入居者に向けて、セルフリノベーションをサポートする有料のサービスを提供している。施工を担う職人不足問題を解決する一助としていきたいという。
同社は大阪市内を中心に、年間40件の施工を手がける。住宅が5割を占めるが、そのうち2割は賃貸住宅だ。
サービス名は「教えて!工務店」で、2024年から開始した。DIY全体の設計図は入居者から希望をヒアリングし、同社が作成する。事前にDIYの基礎知識を学び実践練習を行う講座を実施したうえで、実際の施工に入る。入居者には難しいと判断した工事は、同社が抱える職人が現場に向かい対処する。職人が一つの現場にしばられず、複数の現場に向かうことができるようになる。
料金には施工のアドバイス料、設計図の作成料などが含まれる。
受講後、入居中の住戸で作業してもらう。あらかじめ「LINE」で友だち登録をしてもらい、作業中に生じた入居者の疑問に回答する。
津田直樹社長は「日本の職人の数はピーク時と比べて5分の1にまで減少しているという。職人を増やしたり、システムで効率化を図ったりすることに限界を感じている。それなら簡易的な施工ができる人を増やそうと考えた。『職人1億人計画』と銘打ち、業界での浸透を目指す」と話す。
セルフ施工の促進は、職人や工務店に対する、一般消費者の認識を変えることにもつながると期待する。施工の大変さや、職人の技術力を一般消費者に知ってもらうきっかけにし、業界そのものの存在価値を高めることにつなげていきたいとする。
TSUDA CONSTRUCTION COMPANY
大阪市
津田直樹社長
(2025年10月20日2面に掲載)




