アフォーダブル住宅について解説
投資用ワンルームマンションの販売会社などで構成する一般社団法人新しい都市環境を考える会(以下、都環会)は、2026年最初となる第34回定例勉強会を3月25日に開催した。会員企業の関係者ら120人超が参加。同会は、投資用不動産業界の健全化と発展のために活動している。
冒頭、あいさつに立った北田理会長は高齢者に実際の価格より高く偽ってワンルームマンションを売りつけた詐欺事件に触れ、「こうした悪質な事例は業界全体のイメージ低下に直結する。投資不動産販売員資格の普及を通じ、業界で働く人々のさらなるリテラシー向上を求めたい」と話した。
また、投資不動産販売員の資格保有者が1000人を超えたことも報告した。
第1部は、東京都住宅政策本部住宅企画部企画担当課長の谷迫清氏が住宅政策の全体像について話した。「東京都住宅マスタープラン」に基づき、空き家なども含めた既存ストックを活用して手ごろな価格の住まいを提供する「アフォーダブル住宅」の供給方針などを解説した。
現在、東京都が推進するアフォーダブル住宅施策の根幹には、子育て世帯向けの良好な住環境を構築するという狙いがある。居住コストの低減を通じて、次世代を担う世帯の生活基盤を安定させることこそが、都の目指すアフォーダブル住宅の本質だという。
続いて、第2部では東京都都市整備局都市づくり政策部政策調整担当課長の松岡秀一氏が、50年に向けた「都市づくりのグランドデザイン」について説明した。同会には、現在150社が加盟している。(26年3月末時点)
(2026年4月13日5面に掲載)





