賃貸仲介大手ハウスコムが事業領域を拡大している。松川泰三社長の下、不動産管理や売買仲介・買い取り再販を成長領域として強化する方針を示した。長年培ってきた自主管理オーナーの顧客基盤を生かし、収益源の多角化を推進する。AIを活用した業務効率化と従業員満足度(ES)の向上を両輪に、生産性向上と持続的な企業成長の実現を目指す。
自主運営家主の顧客基盤生かし、領域拡大
賃貸仲介一本足から脱却
2026年4月にトップに就いた松川社長は「賃貸仲介の成長余地が限られる中、自社でグリップできる物件を増やし、管理・売買事業を新たな収益の柱として育成していく必要がある」と語る。大東建託グループとしてのシナジーも生かしていく。
松川社長は社会人になってから宅地建物取引士資格を取得し、不動産業界へ進んだ。バブル崩壊後の厳しい市場環境下では、自ら足を運んで家主を開拓する賃貸仲介営業に従事。その後、大東建託に入社し、全国各地で現場責任者やエリアマネジャーを歴任した。





