空き家管理サービス「空き家ガーディアンズ」をフランチャイズチェーン(FC)展開するエステートプロモーション北九州(福岡県北九州市)は4日、FC3号店として鹿児島市に「鹿児島店」をオープンすることを発表した。開店は2024年1月を予定する。
法改正による需要増加狙う
同社は13年1月より、空き家管理サービスの提供を始め、16年1月に空き家ガーディアンズとしてFC化した。現在、直営店1店舗、FC2店舗の計3店舗で、約100戸の空き家を管理する。
鹿児島店を運営するのは不動産関連サービスを提供する山下不動産研究所(鹿児島市)。今回の出店により、既存商圏であった岡山県、広島県、山口県、福岡県に加え、離島を除く鹿児島県をカバーできるようになる。
同サービスの特徴は空き家の見回りだけでなく、管理のオプションサービスを多彩に用意している点にある。物件の広さや状況にかかわらず、目視による外部状況の確認、郵便物の確認・転送、チェックリストによる状況診断などを行う基本的なサービスは一律3500円。そのほか、6種のオプションサービスを提供。中でも敷地内の除草サービスは利用者の半数が依頼するという。