東北および首都圏で展開してきたマンションデベロッパーのサンシティ(宮城県仙台市)が9月26日、仙台地裁に民事再生手続き開始を申立てした。負債総額は248億8800万円。同社は東証一部市場に上場しているが、上場廃止になる見通し。
サブプライムローン問題以降、資金繰りが困難な状況に陥り新たな不動産開発が難しい状態が続いていた。
2009年5月から金融機関に返済条件の緩和を要請するほか、担保資産の処分を進めるなどして自主再建を目指していたが、新規開発のための資金調達については長らく困難な状態が続くなど、本格的な経営再建の目途を立てることができなかった。
同社は1992年設立。東北6県で分譲マンションの開発・販売を展開し、東北の不動産市場で存在感を発揮してきた。2002年12月には株式を公開していた。不動産ファンド等機関投資家への賃貸マンションの開発・販売事業で急成長し、2006年には東証一部に指定替えするなど東北を代表するデベロッパーとなった。2007年度決算では連結売上高695億円、連結経常利益52億4500万円を計上していた。





