単身者が賃貸住宅を探す際、スーパーマーケットの近くの物件を好む傾向が強まっていることが分かった。
アットホームが6日に発表した単身者800人を対象にしたアンケートでは、単身学生が「今後お部屋を探すとしたら重視する『環境(立地)』は?」という質問に、全体で54・5%が「スーパーマーケットに近い」と回答。前回調査よりも19・5ポイント増え、「最寄り駅から近い」75・8%、「学校から近い」71・5%に続き、3番目に重視する条件となった。女子学生の場合は、65%が重視する。
社会人単身者も同様の質問に全体の51・8%が回答。前回調査よりも18・5ポイント上昇した。
また、「勤務先から近い」の伸び率も男性で9・5ポイント上昇、女性で14・5ポイント上昇していることから、同社では「社会人は『スーパーで買い物をして自炊をしたい』『通勤時間を減らしたい』と考えている」と分析している。