アパマンショップネットワーク(東京都中央区)は2月29日から、24時間受け付けの夜間コールセンターをスタートした。
同コールセンターの特徴は、入居者から水漏れなどのトラブル相談を受けるものではないこと。新規で部屋探しをする人の対応をする。「近年、生活スタイルの変化により、仕事が終わり帰宅したのちの夜間にパソコンなどを使用してお部屋探しをする方が増えています」(経営戦略部・大滝里美氏)。同社では、さまざまな消費者からのニーズに応えるためにコールセンターを立ち上げることにした。
入電業務は外部に委託しているわけではなく、社内で設けた。電話対応も同社のスタッフが行う。初めての部屋探しや、メールやWEBからの問い合わせでは伝えにくい、詳細を口頭で相談したいなどの需要に応じる。全国47都道府県からの相談に対応可能で、フリーダイヤルで受け付ける。
コールセンターで要望をヒアリングしたあと、同社独自の送客システムを使用して電話をかけてきた顧客が希望する地域のアパマンショップ店舗へ顧客情報を送信する。その後、店舗から顧客に連絡をしてフォローをするという流れだ。
「まだサービスを開始して数日ですが、ちらほらお電話を頂いています。今後はホームページ上だけでなく、情報紙などでも告知をして広く消費者に知っていただけるようにしていきます」(大滝氏)