国土交通省ではこのほど、12年度の長期優良住宅等推進環境整備事業(空き家等活用推進事業)で公募により6事業を選定したと発表した。
同事業は、NPO法人や任意団体などが主体となって設立された協議会等が実施する空き家再生、流通促進などに資する地域の体制を整備する事業を公募し、優れた事業者に対して補助する。長期優良住宅などを推進する環境整備のためのビジネスモデルの構築を図ることが目的だ。内容により「先導事業部門」と「体制整備部門」に分けており、今回の応募数は全体で44件だった。
選定された事業は先導事業部門で4事業、体制整備部門で2事業。先導事業部門では、一寺言門を防災のまちにする会、特定非営利活動法人横浜プランナーズネットワーク、特定非営利活動法人尾道空き家再生プロジェクト、一般社団法人移住・住みかえ支援機構の各事業。体制整備部門では、しりべし空き家BANK協議会と青森県住みかえ支援協議会の各事業となった。
なお、同省では7月27日まで、「先導事業部門」について追加募集する。