積水化学工業(大阪府大阪市)住宅カンパニーは、7月からスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を受け、大容量の太陽光発電付き賃貸住宅の販売を強化する。これにあわせ、10kWを超える太陽光発電システム(PV)、「BIGソーラー」を全国(沖縄・積雪地域を除く)で発売する。
「BIGソーラー」の特徴は、次のふたつ。ひとつ目は、10kWという大容量PVを屋根全面に載せることによる収益性の拡大。
2つ目は、余剰売電を入居者に配分するプランや共益費削減に置きかえるといったプランの組み合わせが可能になる点。光熱費削減など入居者側のメリット高めることで長期入居につなげることができる。
同社は、3年前から本格的に賃貸住宅分野でのPV提案を開始し、2011年度の採用率は80%に迫っている。