メゾン青樹(東京都豊島区)が、所有する賃貸マンション「ロイヤルアネックス」の1室を入居者と共にリノベーション内容を決めて進めてきたオーダーメード賃貸プロジェクト「ERINA」。遂に完成した。
同プロジェクトでは築25年のRC造マンションの2LDK51平方mをフルリノベーション。リノベーションを担当したのは夏水組(東京都武蔵野市)だ。工事費(解体費込み)約500万円はオーナーのメゾン青樹が負担した。同プロジェクトでは、入居者、夏水組、メゾン青樹の3者が、約3カ月間にわたり6回も打ち合わせして完成させた。
「一般的にリノベーションは貸し手が主体になって行うため貸し手の意向が反映されます。どうせ同じリノベーション費を掛けるのであれば、入居者自身に決めてもらった方が100%満足してもらえると思ったのです」(青木純オーナー)
入居したのは、30代の夫婦。夫婦共にインテリアにこだわりがある。こだわりを持つ夫婦が持っている家具などのインテリアがマッチするようにしたり、友人が集りやすいキッチンなど工事内容も決めてきたという。
「よく入居者に任せると退去してしまったときに貸せなくなるのではないかというリスクを感じる方もいらっしゃいます。しかし、入居者が部屋づくりの良いパートナーになってくれるのです」(青木オーナー)
家賃は工事前よりも1万円高い14万9000円(別途管理費1万円)。メゾン青樹ではすでに次のオーダーメード賃貸のプロジェクトが2戸決まっているという。





