資生堂(東京都中央区)は11月11日、グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)の運営する「ソーシャルアパートメント麻布十番クラウド」で「Beauty シェアハウス」をオープンした。このプロジェクトは、参加者を募って1週間シェアハウスに住んでもらい、美肌になるコツを学び実践するという滞在型プログラムだ。宿泊期間は入居者に毎日2回、美肌効果のある食事を提供し、夜には美と健康に関するワークショップを開催する。複数企業が協賛し、パナソニックビューティー提供の「血行促進でむくみしらずの体に!冬に効果的な、デトックス・リフレ」などが予定されている。
資生堂広報部の荒木章太氏は「肌の状態は、夜更かしや栄養バランスを欠いた食事など、生活習慣に起因する部分が大きいです。今まで化粧品会社は利用者の生活まではケアできませんでしたが、宿泊型のプログラムを用意することで、内側から美しくなるのを体感してもらいたいと思い、企画しました」と話した。
シェアハウスで同プログラムを行うことになった理由については、「若い女性にシェアハウスが新しい住居スタイルとして広がっていること」「同じ目的を持つ者同士で情報交換がしやすい物件のつくりになっていること」が挙げられるという。
抽選で参加者を募ったが、応募が殺到し、現在およそ10人が入居中。