全国賃貸住宅新聞社は12月5日、海外不動産ビジネス進出セミナーを開催する。セミナー第1部はTMI総合法律事務所の小幡葉子弁護士がベトナムの現状や法制度の概要を講演する。後半は同事務所の何連明弁護士が登壇し、中国不動産市場の現状を踏まえ、外国投資者が中国不動産市場への参入を検討する際に、知っておくべき法律知識を取り上げる。内容は、土地の払下げといった不動産関連法制、制限類・禁止類の外資規制など日本人投資家には馴染みのないテーマを紹介する予定。さらに、中国の不動産に投資する際によく使われる投資用語、不動産開発の事業プロセス、不動産関連事業に必要なライセンスの概要を取り上げる。中国では行政が市場に対して強力な統制力を持っているため、不動産開発を行う際には、多数の政府部門でプロセス通りに許認可を取得しなければならず、特に留意する必要があるということで詳細を説明する。最後に、中国での不動産開発に関わるファイナンス、商標、労働関係も簡単に説明する。
場所は六本木ヒルズ森タワー49階のアカデミーヒルズ・六本木フォーラム カンファレンスルーム6にて18時30分〜21時40分。参加料は1万500円。申し込みは当社HPにて。