福岡市を中心に2万7000戸管理する三好不動産(福岡県福岡市)と北九州市地区で1万3800戸の管理戸数を持つ不動産中央情報センター(福岡県北九州市)は9月7日、共同で「福岡投資セミナー2013in東京」を開催した。
福岡県の地元老舗管理会社が共同でセミナーを取りまとめるのは業界でも珍しい試みだ。参加者は50人ほどになり、会場はほぼ満員になった。
今回の取り組みは、東京の投資家に対し、投資市場としての福岡の魅力を伝えること。
セミナーの冒頭には三好不動産の三好修社長と不動産中央情報センターの濱村美和社長がそれぞれ挨拶。三好社長は「福岡は住みやすく、アジアに近いという地の利があります。ぜひこの機会に九州を見直してもらいたい」と語った。
第一部では三好不動産賃貸管理部の牛島麻美次長が福岡市の特徴や同社の実績などを解説。続いて不動産中央情報センター資産コンサル課の山中順二係長が北九州市の経済や賃貸市場について語った。
第二部では、両2社それぞれの投資案件を紹介。
セミナー終了後は個別相談会として、物件の売買だけでなく、管理に関する相談に対応した。
会場には、投資物件情報だけでなく、地域の情報を掲載した書籍なども展示。福岡県についての理解を深めるイベントとなったという。