ソーラーパネルに後付け可能な融雪商品を提案 野立ても対象

シナネン・太陽光サポートセンター

その他|2014年03月03日

 LPガスをはじめとしたエネルギー大手のシナネン(東京都港区)と、その子会社で太陽光発電システムのメンテナンス事業を行う太陽光サポートセンター(東京都港区)は、このたび融雪事業に参入した。賃貸オーナーや管理会社に対し、集合住宅の駐車場や屋根、またアパートの屋根に搭載される太陽光発電パネルの融雪を提案していく。

 販売するのは薄くて軽量な織物状のヒーター。従来のニクロム線によるヒーターとは異なり、織物の全面が均一に発熱するため融雪速度が早い。また、温度調節機能が付いており、天候や雪の量に合わせた設定が可能で省エネ効果が高い。クラレリビングが開発したカーボンナノチューブと呼ばれる繊維状の発熱体をベースにした新製品で、「FABHEAT」という名称の融雪システムだ。

 厚さは1mm以下で柔らかく、さまざまな場所に設置できる。「雪国の野立てにも提案していきたいです」(太陽光サポートセンター、川名英二社長)

 雪国にありがちな日照があるのに残雪で発電しない、パネルからの落雪が心配、耐積雪加重強化構造によるコストアップを避けたいといったニーズに対応していく。

 「雪おろしで亡くなる人は年間100人ほどいるという報告もあり、効率的な融雪は重要な問題です。今後賃貸住宅のハウスメーカーやビルダー、太陽光発電システムの販売会社などにも提案していきたい」(川名社長)

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