4月1日、賃貸住宅業界では多くの会社が入社式を行った。
アパマンショップホールディングス(東京都中央区)は、およそ数千人の中から選ばれた52人の新入社員を迎えた。
全員で経営理念を読み上げた後、大村浩次社長は壇上に立ち、挨拶。
「みなさんに伝えたいことは2つ。ひとつが、自分の意志を持って人生を送ってほしい。意思があれば失敗しても肥やしになります。もうひとつが、自分の人格を高め、物差しを増やす経験を多くしてほしいということ。その経験が自らの判断力を高めることにつながります」と語りかけた。
レオパレス21(東京都中野区)は452人が入社。
深山英世社長は、「これからの社会の変化に立ち向かうためにはボトムアップの組織作りが『必要不可欠』です。優れたアイディアを会社の事業戦略に取り入れる準備ができていますので、新入社員の皆さんには既成概念にとらわれない縦横無尽の活躍を期待しています」と話した。
50人の新入社員を迎えた東建グループ(愛知県名古屋市)の左右田鑑穂社長兼会長は「仕事を習慣化し、常に向上心を持ち、夢に向かって自分の信念を貫き通すことで、成功を勝ち取って欲しい」とエール。
ハウスメイトグループの新入社員は41人。江連三芳社長は「賃貸業界にとっては厳しい状況ではありますが、社会的には賃貸に対する高品質なサービスが益々求められています。そんな時代の変化に対応できるよう幅広い知識を得て、さまざまな要求に応えられる人になってください」と話した。
毎年、創業記念日の3月27日に入社式を行っているスターツグループ(東京都中央区)。228人の新入社員にスターツコーポレーション河野一孝社長は「自らの限界を決めることなく『夢』に向かってチャレンジし続け、スターツの未来を引っ張る人材に成長してほしいと思います。入社時の新鮮な気持ちを忘れず、前向きに仕事に取り組んでください」と言葉を送った。