地盤調査の解析サービスを展開する地盤ネット(東京都中央区)は、エー・エス・ディ(神奈川県横浜市)と提携。顧客のビルダーや工務店に対し、住宅向け現場監理システム「目視録」のサービスを6月1日から開始する。
同システムの特徴は、iPad、スマートフォン、携帯電話を使って撮影した現場写真や現場情報(現場・工程・図面上の撮影位置等)を目視録サーバーに送信し登録可能だ。
職人が現場で施工写真を撮影・登録することで、現場監督などの監理者が現場に行けない時でも、パソコンやiPadなどを活用し事務所や外出先から現場の状況をリアルタイムに確認できる。
また、家主への現場公開サービスとして、ホームページから家主に現場進捗を公開できるため、他社との差別化となり家主へのアピールになる。
同社はこれまで、地盤の長期保証サービスをメーンで行ってきたが、施工現場の「見える化」を促進。顧客へのさらなる付加サービスとして今回のシステム提供に至ったという。
同社の顧客は累積で6400社(2014年3月末時点)に拡大している。