介護事業に参入しサ付きブランド強化
東京建物グループ(東京都中央区)は、高齢者向け住宅事業強化のため、介護事業に参入する。
9月1日から、新会社の東京建物シニアライフサポート(東京都中央区)の営業を開始した。
事業内容は、居宅介護支援や訪問介護、高齢者向け住宅の開発、運営など。
東京建物シニアライフサポートは、2015年1月に開業予定のサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ付き住宅)「グレイプス大森西」に併設される訪問介護事業所、居宅介護支援事業で介護サービス事業をスタートする予定だ。
東京建物グループは現在、サ付き住宅のブランド「グレイプスシリーズ」を展開し、2棟を保有、4棟を運営している。
今までは介護サービスをやさしい手(東京都目黒区)、ツクイ(神奈川県横浜市)、ジェイコムホールディングス(大阪府大阪市)と業務提携してきた。
今後も業務提携先との関係を継続しつつ、新会社による介護サービス事業を進め、グレイプスブランドの強化を図っていくという。