「CouCou」β版リリース
WEB上のコミュニティサロンを提供するIT企業・まちこえ(東京都渋谷区)は、退去予定のユーザーが次の入居者を呼びこむための情報を伝えられるシステム「CouCou」のβ版をリリースした。
ユーザーが自分の住んでいた部屋の紹介を投稿して、住まいを探しているユーザーに住み心地を直接伝えられる。
閲覧しているユーザーにとっては、入居の意思決定に役立つ情報が得られる利点がある。
不動産会社は空室対策として利用できる。
対象エリアを首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に絞って提供する。
対象エリアなどは順次拡大していく方針。
CouCOu経由で、退去者・入居者の双方へ不動産会社によるキャッシュバックなどの特典がある。
地域コミュニティサイト「まちこえ」と連携しているため、近隣の地域情報(保育園・病院・スーパー等)も紹介可能。
条件が合えば、引っ越しで不要になるもの(自転車・カーテン等)を自由に取引できるという。
実はCouCOuには、まちこえの主力システム「物件サロン」との相乗効果も期待できる。
物件サロンは、地域ごとに入居者同士が交流できるシステムだ。
管理会社にとっては、入居者を囲い込む一つの手段になり得る。
実際、ジャスダック上場の陽光都市開発(神奈川県横浜市)は、2013年11月に導入している。
物件サロンの企画の経緯には紆余曲折もあったようだ。
生みの親、同社・梶谷勉社長によると、「本当は業種関係なく地域ごとのSNSをつくりたかった。だが、範囲を限定してしまっているため、どうしてもフェイスブックのように広がらなかった」。
そこで、地域を熟知している不動産各社を巻き込むことで実現したのが「物件サロン」だ。
物件サロンを基軸に、CouCOuの利用促進を図っていく。





