5年後1万人の資格取得者目標
公益社団法人東京共同住宅協会(東京都渋谷区)は、2月13日、「土地活用プランナー」資格の創設と養成講座・認定試験の実施について発表した。
土地活用プランナーとは、土地活用に関する資格。
長期的な視野に立った、土地活用のコンサルティングを行う専門家を増やすことを目指す。
ハウスメーカーや管理会社の社員などによる取得に加え、家主や地主が業界の知識を学ぶための資格としても有用だという。
谷崎憲一会長は「構想から10年、テキストの作成に3年かかりました。5年後に1万人の資格保有者を目指します」と語る。
資格取得には、2日間の養成講座を受講し、講座終了後の認定試験で合格することが条件となる。
講座の内容は、土地活用の歴史といった教養から、事業収支計画書の見方、税務知識、プランニング後のパートナー企業の選び方といった、実務に結びつく内容まで広範囲に土地活用に関する知識が身に付く構成になっている。
「講座とテキストの内容だけでオーナーの勉強にもなります」(谷崎会長)。
費用は講座受講料が5万円、認定試験受験料が7000円、テキスト代2冊で5000円。
申し込みは、同協会のホームページか、電話連絡の後郵送も行っている。