10月24日、財団法人日本賃貸住宅管理協会・千葉支部が主催する「賃貸住宅の住環境向上セミナー」が開催された。賃貸経営におけるより良いサービス・ノウハウを学ぼうと、賃貸住宅のオーナー70名が参加し、熱心に耳を傾けた。セミナーは2部構成で、第1部は夢相続(東京都中央区)の社長であり、相続コーディネーターの曽根恵子氏による講演。「家族にやさしい相続の仕方」をテーマに、豊富な事例をもとに円満な相続への準備や手続きを指南した。
第2部では、リクルート(東京都千代田区)の「SUUMOマガジン」編集長池本洋一氏が、「ユーザー志向からみる、今後の賃貸住宅経営のヒント」と題し、賃貸経営の現状からポスト団塊ジュニア世代の「住宅観」まで、独自に集計したデータをもとに分析された解説が行われた。
経営に不安を覚えるためか、熱心にメモをとるオーナーたちの姿が見受けられた。